被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト


 行政機関の電話代はバカになりません。これを無料のIT電話にする場合も、ベンダーの見積もりは高額になってしまいます。しかし、それをやる気と工夫で安価に成し遂げた例がありました。
 秋田県大館市は人口8万人弱の小規模な市です。どこの地方自治体でも同じで経費削減が、大館市でも急務なっていた。そのため電話料金の削減を狙いIP電話の導入が検討され、ベンダーの見積もり取ったところ約2億円だった。アナログ交換機を更新する場合でも約2000万円掛かってしまう。困りはってていたところ、ある職員が自前でIP電話を構築する提案をした。普通なら一蹴されるところ、この提案受け入れられた。自分たちで敷設することでサーバーは20万円、電話機500台は800万円で導入でき、電話料金も年間400万円削減できた。
 この例は計画を実行可能なスキルを持つ職員がいた事が大きな要因ではあるが、やる気と工夫で経費削減出来る事を表わす良い例だ。また、それを受け入れた市上層部の柔軟な対応も高く評価出来る。これからは行政も「そんな事は無理だ」と決め付けず、「もしかして可能かも知れない」と検討す姿勢が大事だと思う。


※参考記事
見積もり2億円のIP電話を820万円で構築した秋田県大館市から学べること  日経ITpro(2009/02/10)
 



同じカテゴリー(電子行政)の記事画像
自治体も本気でコスト削減
トレンドは分散型
同じカテゴリー(電子行政)の記事
 佐賀県CIOにマクロソフト出身者就任 (2011-03-31 11:05)
 「光の道」骨子決まる。 (2010-11-30 18:32)
 サプライズ! (2010-04-29 19:49)
 市民活動情報をワンストップに (2009-11-18 15:18)
 自治体も本気でコスト削減 (2009-07-13 17:33)
 2008年度「電子自治体ランキング」 (2009-02-26 22:36)

Posted by 昏君 at 23:24│Comments(0)電子行政
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

平田義信