2009年02月18日
「Vista」をスキップして何故悪いの?
こんな記事が出ていました。そうして疑問、「Vista」をスキップして何故悪いの?
「Windows 7」が「Windows Vista」をベースに作られているのは間違いないんだから。
バージョンを一つスキップした位で不具合起こすソフトって、普通は欠陥品だと思いますけど。
よしんばハードや、ソフトの対応が追いついていないと言うなら、「Windows 7」のSP1が出るまで待てば良いと思いますけど。
その頃までは「Windows XP」のサポートは、切れていないでしょうに。
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好評「Windows 7」が阻む「Vista」企業導入--MSはアップグレードスキップに警告 CNET Networks Japan(2009/02/17)
「Windows 7」の好評によって、Microsoftに興味深い課題が生まれている。どうやら、Windows 7の前評判が、企業の「Windows Vista」導入を難しくしているようだ。
そもそも、Windows Vistaへの移行に慌ただしい状況があったわけではない。
Gartnerが2008年10月に実施した調査では、大企業のおよそ30%がVistaをスキップする予定で、そのほかの企業の大多数はまだどうするか決めていないということが明らかになった。
GartnerのアナリストであるMichael Silver氏によると、Windows 7への賞賛が、弱体化する経済と相まって、半数もの企業がVistaを完全にスキップすることになりかねないという。
Silver氏は米国時間2月11日、「どうするか決めかねていた企業は、今や、Vistaをスキップする可能性がかなり高い」と述べた。
企業にWindowsのアップグレードを勧める業務を担当するMicrosoftの社員にとって、この状況は過酷だ。Microsoftは、必ずしも「Windows XP」からWindows7への移行を阻止しようというわけではない(結局アップグレードであることに変わりはない)。しかし、同社はいくつか警告を出している。
MicrosoftのWindows部門でシニアディレクターを務めるGavriella Schuster氏は「企業は信じられないほど(Windows 7に)興奮している。われわれは、企業がもっと現実的に考えられるように、その興奮を和らげようとしているだけだ」と述べる。
Windows7は初期段階で高い評価を得ているが、Vistaにおける問題点をすべて解決しているわけではない、とSchuster氏は言う。企業は、XPからWindows 7へ移行するには、XPからVistaへの移行と同様のアプリケーションの互換性問題を克服しなければならない。Windows7は、WindowsVistaと高い互換性を持つように設計されているが、XPからVistaへの移行を難しくしている問題は、XPからWindows7への移行の場合も同様に発生する。

提供:Microsoft
Schuster氏によると、Windows 7の企業向けの機能には、「Windows Server 2008 R2」への移行も実施し、IPv6ネットワークを使い始めた時にやっと真価を発揮するものもあるという。
さらに、Windows 7のリリースを待つ予定の企業は、Windows XPからの移行スケジュールに細心の注意が必要だとSchuster氏は述べる。
Schuster氏は、「スキップすることにどんなリスクがあるか。そしてどれくらい迅速に(Windows)7に移行しなければならなくなるのかについて不安を覚えずにいられるか」、企業はじっくり考えるべきだとしている。
古いOSの終了が「どちらかといえばこっそり近づいてくる」ことを企業は分かっている、とSilver氏は指摘する。その理由の1つは、Microsoftが同社のソフトウェアを非常に長くサポートしているからだ。一般に、Windowsリリースは少なくとも何らかの形で、10年かそれ以上の期間サポートされている。一方、サードパーティーのソフトウェアメーカーは、サポートするOSはできる限り少なくしたいと考えている。
Silver氏によると、2012年までには、多くのソフトウェアメーカーが、特に自社製品の最新版では、XPのサポートをやめるつもりでいるという。
Microsoftは、一般的に、Vistaの導入を間近に控えている企業は、移行を進めるべきだとしている。
Schuster氏は「前進するべきだ」と述べ、Vistaに移行する企業は、将来Vistaを搭載したマシンをWindows 7に移行する際、うまくいくことに気が付くだろうと付け加えた。
初期の互換性の問題やその他の課題の多くが解決されてきた事実に加え、今や多くの企業がVista対応のマシンを多数所有しており、Vistaが最初にリリースされた時とは状況が異なっているとSchuster氏は指摘する。
多くのIT部門が、Vistaへの移行には現在でも意味があるということについて、Microsoftから何らかの後押しを期待しているのだとSchuster氏は言う。
「IT部門の担当者たちは、それを堂々と主張できることを確かにしたいだけだ」とSchuster氏は述べる。企業は「これが正しい選択だということを確かにする手助けをしてもらう」ことをMicrosoftに訴えているとSchuster氏は言う。
「Windows 7」が「Windows Vista」をベースに作られているのは間違いないんだから。
バージョンを一つスキップした位で不具合起こすソフトって、普通は欠陥品だと思いますけど。
よしんばハードや、ソフトの対応が追いついていないと言うなら、「Windows 7」のSP1が出るまで待てば良いと思いますけど。
その頃までは「Windows XP」のサポートは、切れていないでしょうに。
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好評「Windows 7」が阻む「Vista」企業導入--MSはアップグレードスキップに警告 CNET Networks Japan(2009/02/17)
「Windows 7」の好評によって、Microsoftに興味深い課題が生まれている。どうやら、Windows 7の前評判が、企業の「Windows Vista」導入を難しくしているようだ。
そもそも、Windows Vistaへの移行に慌ただしい状況があったわけではない。
Gartnerが2008年10月に実施した調査では、大企業のおよそ30%がVistaをスキップする予定で、そのほかの企業の大多数はまだどうするか決めていないということが明らかになった。
GartnerのアナリストであるMichael Silver氏によると、Windows 7への賞賛が、弱体化する経済と相まって、半数もの企業がVistaを完全にスキップすることになりかねないという。
Silver氏は米国時間2月11日、「どうするか決めかねていた企業は、今や、Vistaをスキップする可能性がかなり高い」と述べた。
企業にWindowsのアップグレードを勧める業務を担当するMicrosoftの社員にとって、この状況は過酷だ。Microsoftは、必ずしも「Windows XP」からWindows7への移行を阻止しようというわけではない(結局アップグレードであることに変わりはない)。しかし、同社はいくつか警告を出している。
MicrosoftのWindows部門でシニアディレクターを務めるGavriella Schuster氏は「企業は信じられないほど(Windows 7に)興奮している。われわれは、企業がもっと現実的に考えられるように、その興奮を和らげようとしているだけだ」と述べる。
Windows7は初期段階で高い評価を得ているが、Vistaにおける問題点をすべて解決しているわけではない、とSchuster氏は言う。企業は、XPからWindows 7へ移行するには、XPからVistaへの移行と同様のアプリケーションの互換性問題を克服しなければならない。Windows7は、WindowsVistaと高い互換性を持つように設計されているが、XPからVistaへの移行を難しくしている問題は、XPからWindows7への移行の場合も同様に発生する。

提供:Microsoft
Schuster氏によると、Windows 7の企業向けの機能には、「Windows Server 2008 R2」への移行も実施し、IPv6ネットワークを使い始めた時にやっと真価を発揮するものもあるという。
さらに、Windows 7のリリースを待つ予定の企業は、Windows XPからの移行スケジュールに細心の注意が必要だとSchuster氏は述べる。
Schuster氏は、「スキップすることにどんなリスクがあるか。そしてどれくらい迅速に(Windows)7に移行しなければならなくなるのかについて不安を覚えずにいられるか」、企業はじっくり考えるべきだとしている。
古いOSの終了が「どちらかといえばこっそり近づいてくる」ことを企業は分かっている、とSilver氏は指摘する。その理由の1つは、Microsoftが同社のソフトウェアを非常に長くサポートしているからだ。一般に、Windowsリリースは少なくとも何らかの形で、10年かそれ以上の期間サポートされている。一方、サードパーティーのソフトウェアメーカーは、サポートするOSはできる限り少なくしたいと考えている。
Silver氏によると、2012年までには、多くのソフトウェアメーカーが、特に自社製品の最新版では、XPのサポートをやめるつもりでいるという。
Microsoftは、一般的に、Vistaの導入を間近に控えている企業は、移行を進めるべきだとしている。
Schuster氏は「前進するべきだ」と述べ、Vistaに移行する企業は、将来Vistaを搭載したマシンをWindows 7に移行する際、うまくいくことに気が付くだろうと付け加えた。
初期の互換性の問題やその他の課題の多くが解決されてきた事実に加え、今や多くの企業がVista対応のマシンを多数所有しており、Vistaが最初にリリースされた時とは状況が異なっているとSchuster氏は指摘する。
多くのIT部門が、Vistaへの移行には現在でも意味があるということについて、Microsoftから何らかの後押しを期待しているのだとSchuster氏は言う。
「IT部門の担当者たちは、それを堂々と主張できることを確かにしたいだけだ」とSchuster氏は述べる。企業は「これが正しい選択だということを確かにする手助けをしてもらう」ことをMicrosoftに訴えているとSchuster氏は言う。
Posted by 昏君 at 00:07│Comments(0)
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